会社を退職してから6ヶ月が経過しました。
FIRE後の心境の変化や、日常の変化、気づきなどについて今回はご紹介したいと思います。これからFIREを検討している方に少しでも参考になれば幸いです。
更年期障害?マイナートラブル発生
3月に入ってから、手のこわばりや痛みを感じ、病院で検査を受けたり、不快感を感じる時期がありました。仕事を辞めてから病気になるというのは非常に不安になるものですが、反面、違和感を感じた瞬間に病院に行くこともできますし、体調が悪ければスケジュールの心配をせずにゆっくり体を休めることができます。この手のこわばりについては、関節リウマチなども心配で検査しましたが、特に関節に異常はなかったので、一旦、女性ホルモンに効くようなサプリメントを始めたり、なるべく指先を使わないように注意しながら生活したところ、1ヶ月くらい経って痛みがほとんどなくなりました。
病気の備えについては、主人については掛け捨ての都民共済のみ一番低額で入っています。これには入院の際に何度も助けられているので個人的にはおすすめです。基本的には健康保険に入っていれば月の上限額というのがあるので、高額の保険は必要ないと思いますし、私のように仕事をしていない場合についてはある程度余剰資金があれば保険の必要はないと思っています。
今回このようなマイナートラブルが起こった際に、身体を自分のペースで休めることができたり、仕事の心配をする必要がないのは、FIREしていたお陰ですが、病気になると出費は増えますから心配になりますよね。改めて「健康を意識した生活を送る」ことの重要さが身に沁みました。
子供の心境の変化
仕事を辞めた当初、今までよりも子供に向き合う時間が多くなったので、「宿題やった?」などの声がけが増えてしまったようで、子供にとってはそれが若干鬱陶しかったようで、「仕事やっていいよ」とか言われてしまいました!完全な片思い!!
その後、冬休みや春休み、毎日子供と遊んであげられるようになったので、先日「また仕事してもいい?」と聞いてみたら「嫌だ」と言われるようになりました。こんな回答をしてくれるのも後1−2年なのかと思うと、ほんのわずかなこの時間に子供と過ごせる時間を手に入れることができたのはFIREしたお陰だなと思っています。
今までも仕事の合間に宿題に付き合ってきてはいたのですが、時間ができたことによって「宿題は?」などガミガミ言いすぎた点は反省点です。時間があっても、距離感はある程度大事だなと感じました。お友達が急に遊びに来るという時も、掃除したりする余裕もあるので、このタイミングで家事・育児に専念できるというのは非常に良かったと思っています。
まとめ
FIREして一番ありがたいなと思うのは、自分や家族が具合が悪い時に仕事の心配をせずに病気と向き合えることでしょうか。お金の心配がないのも、仕事をせずとも投資などで収入を得ていることが大きいでしょう。早期リタイアする場合には、しっかりと蓄え、資産運用を積極的に行うことで、経済的自立が成り立ちますので、FIREを目指している方は、まずは稼ぐ、貯める、そして貯めたお金でしっかり資産運用して増やしていけば、いつかFIREできるかと思います。総資産いくらでFIREするかは、人それぞれです。家族構成や必要な生活費、年齢などによりますが、私は今のところ4,000万円でFIREしたことに後悔はないですし、むしろ子供の成長に合わせ、「今しか得ることのできない幸福」を得られている実感があります。FIREを悩まれている方は、経済的自立できるかどうかだけでなく、同じくらい子供の成長や自分の老いなどと向き合い、自分にとってベストなタイミングでFIREできるように計画してもらえたらと思います。